【開発者向け】Node.jsのバージョンは最新ですか?インストール状況の確認と更新方法
2026年10月21日、Node.jsにおいて複数のセキュリティ上の問題に対応する修正版が公開されました。
Node.jsはWebサイト制作やアプリケーション開発など、さまざまな開発環境で利用されているJavaScriptの実行環境です。
普段からJavaScriptを使用している方や、npm・Vite・Webpack・Gulpなどを利用している方は、Node.jsがインストールされている可能性があります。
古いNode.jsを使用し続けている場合、既知の脆弱性が修正されていない可能性があるため、一度現在のバージョンを確認しておきましょう。
1. Node.jsがインストールされているか確認する
まずは、お使いのパソコンにNode.jsがインストールされているか確認します。
①Macの場合 「ターミナル」を起動します。
Spotlight検索(Command + Space)で「ターミナル」と入力すると起動できます。
② 以下のコマンドを入力してください。
node -v
③ Enterキーを押します。
Node.jsがインストールされている場合、以下のようにバージョンが表示されます。
v24.22.1
※上記は表示例です。実際にはインストールされているバージョンが表示されます。
一方、以下のようなエラーが表示される場合があります。
zsh: command not found: node
この場合、Node.jsがインストールされていない、またはコマンドが認識されるように設定されていない可能性があります。
① Windowsの場合:スタートメニューから「PowerShell」または「コマンドプロンプト」を起動します。
② 以下のコマンドを入力します。
node -v
③ Enterキーを押し、バージョンが表示されるか確認してください。
バージョン番号が表示されれば、Node.jsを使用できる状態です。
2. npmのバージョンも確認する
Node.jsを利用している方は、あわせてnpmのバージョンも確認してください。
npmは、JavaScriptのライブラリや開発ツールなどを管理するためのパッケージマネージャーです。
ターミナルで以下のコマンドを実行します。
npm -v
実行すると、例えば以下のように表示されます。
11.20.0
Node.jsとnpmはそれぞれ異なるバージョン体系で管理されているため、両方確認しておきましょう。
なお、npmが最新であっても、Node.js本体の脆弱性が修正されるわけではありません。
3. 2026年10月21日に公開されたNode.jsの修正版
2026年10月21日、Node.jsのセキュリティ修正版として、以下のバージョンが公開されました。
| Node.js系列 | 修正版 |
|---|---|
| Node.js 26 | v26.12.1 |
| Node.js 24 | v24.22.1 |
| Node.js 22 | v22.23.4 |
2026年10月27日時点で、Node.js 24系はLTS(長期サポート)版です。
Node.js 26系はCurrent版として提供されています。
業務用の開発環境や本番環境では、安定性や使用しているライブラリとの互換性を考慮し、サポート対象のLTS版を使用することが一般的です。
特に、Node.js 20系以前などのサポートが終了したバージョンを使用している場合は、サポート中のバージョンへの移行を検討してください。
4. Node.jsをアップデートする方法
Node.jsの更新方法は、現在どのような方法でインストールしているかによって異なります。
MacでHomebrewを使用している場合
HomebrewでNode.jsをインストールしている場合、以下のコマンドで更新できます。
① Homebrewの情報を更新
brew update
② Node.jsを更新
brew upgrade node
③ 更新後のバージョンを確認
node -v
ただし、Homebrewのnodeパッケージを更新すると、Current版など、従来と異なるメジャーバージョンへ更新される場合があります。
既存プロジェクトに影響する可能性があるため、更新前に使用中のNode.jsのバージョンや管理方法を確認してください。
nvmを使用している場合
nvm(Node Version Manager)を利用している場合は、Node.jsのバージョンを切り替えて管理できます。
例えば、LTS版をインストールする場合は、以下のコマンドを実行します。
nvm install --lts
その後、以下のコマンドで使用中のバージョンを確認します。
node -v
nvmを使用している場合は、既存プロジェクトで必要とされるバージョンとの互換性を確認してから切り替えてください。
Windowsの場合
Windowsで公式インストーラーを使用している場合は、Node.js公式サイトから最新版のLTSインストーラーを取得できます。
既存の開発環境がある場合は、プロジェクトで要求されるNode.jsのバージョンを確認してから更新してください。
5. Node.jsを使用していない場合も更新が必要?
Node.jsをインストールしていない方は、今回のNode.jsの脆弱性対応のためだけに、新しくインストールする必要はありません。また、普段Webサイトを閲覧するだけの方や、Node.jsを利用しない業務を行っている方についても、基本的には対応不要です。
一方、Web制作者やエンジニアの場合、自分でインストールした記憶がなくても、過去に導入した開発ツールなどを通じて使用していることがあります。そのため、まずはnode -vで現在の状態を確認することをおすすめします。
6. Node.js本体だけでなくnpmパッケージにも注意
Node.jsを最新版に更新したとしても、使用しているnpmパッケージに脆弱性が残っている可能性があります。
npmを利用したプロジェクトでは、以下のコマンドで依存パッケージの脆弱性を確認できます。
npm audit
このコマンドは、対象プロジェクトのディレクトリで実行してください。
脆弱性が検出された場合は、影響範囲や修正版の有無を確認し、必要に応じてパッケージの更新を行います。
なお、依存パッケージを強制的に更新すると既存のプログラムが動作しなくなる可能性もあるため、事前の確認やバックアップをおすすめします。
7. まとめ:Node.jsを使用している方はバージョン確認を
Node.jsのインストール有無とバージョンは、以下のコマンドで簡単に確認できます。
Node.jsの確認
node -v
npmの確認
npm -v
2026年10月21日にセキュリティ修正版が公開されているため、古いバージョンを使用している方は更新を検討してください。
ただし、Node.jsはWebサイトやアプリケーションの開発環境にも関係するため、無条件に最新版へ更新するのではなく、既存のプロジェクトやライブラリとの互換性を確認することが重要です。
特に業務で使用している環境では、必要に応じてバックアップや動作検証を行ったうえで更新してください。
参考情報
Node.js公式サイト
Node.js公式リリース情報
npm公式:Node.jsとnpmのインストール・確認方法
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